[ ふらくたる -FRACTAL- HelloWorld! ] - [0990~0976]
天劇のお茶会
500年昔、「セリア戦争」なるものがあった。

それは、「隣の世界」から「難民者」たちが流れ込んできた土地にある農村「セリア」から始まったものであった。

数々の自称「英雄」たちが「難民者」に立ち向かい、そして消えていった。

そして、数年続いた「セリア戦争」なるものは唐突に終焉を迎えた。

「難民者」を束ねていた「隣の世界の王」が去ったのであった。

それを追い返したのが、俗に言う「アリアリアの夏」というもの。奇跡偶然に近いものであった。

それは、農村「セリア」の「ある娘」たちであったことは闇に伏せられた。「アリアリア」を除いて。

・・・。

「ある娘」たちの中にアタシはいた。

村ではアタシは半端者だった。

いつ、魔法を使えるようになったのかは記憶にない。それは、酷く雑な強大な魔法であった。

やるだけやった。そう、出来うることだけ。そして・・・。

世界を恐怖に包んだ「天劇の王」の破片を手に入れた♪

・・・。

アリィーは言った。

「楽しい楽しい時間の始まりだよ~♪天劇の始まりだよ~♪」

「さあ、お茶会の始まりだよ♪」
暴嵐のお茶会
500年昔、「セリア戦争」なるものがあった。

それは、「隣の世界」から「難民者」たちが流れ込んできた土地にある農村「セリア」から始まったものであった。

数々の自称「英雄」たちが「難民者」に立ち向かい、そして消えていった。

そして、数年続いた「セリア戦争」なるものは唐突に終焉を迎えた。

「難民者」を束ねていた「隣の世界の王」が去ったのであった。

それを追い返したのが、俗に言う「アリアリアの夏」というもの。奇跡偶然に近いものであった。

それは、農村「セリア」の「ある娘」たちであったことは闇に伏せられた。「アリアリア」を除いて。

・・・。

「ある娘」たちの中に私はいた。

私は「世界の反逆者」と呼ばれた。

そう、私は「何か」を知った。世界は「敵」を欲していたことがわかった。

天空に届く世界樹の幹を全て切り倒した。世界は倒れ砕けた世界樹により甚大なる被害を受けた。

そして、私は「この世界」から消された。

・・・。

アリスは言った。

「いま、私はここにいる♪この世界にいる♪全てが懐かしく、全てが疎ましい♪」

「さあ、お茶会の始まりです♪」
暴君のお茶会
500年昔、「セリア戦争」なるものがあった。

それは、「隣の世界」から「難民者」たちが流れ込んできた土地にある農村「セリア」から始まったものであった。

数々の自称「英雄」たちが「難民者」に立ち向かい、そして消えていった。

そして、数年続いた「セリア戦争」なるものは唐突に終焉を迎えた。

「難民者」を束ねていた「隣の世界の王」が去ったのであった。

それを追い返したのが、俗に言う「アリアリアの夏」というもの。奇跡偶然に近いものであった。

それは、農村「セリア」の「ある娘」たちであったことは闇に伏せられた。「アリアリア」を除いて。

・・・。

「英傑」の中に一姉妹がいた。その姉妹は偶然にも樹海雲の上に飛ばされた。

その頃の樹海雲は荒れていた。

そこにはなかった「知識」を持った姉妹は、樹海雲を席巻し、巨大な社「竜宮楼」を築いた。

世界の長「乙姫」を傀儡にして・・・。

・・・。

ココロは言った。

「地の王が倒れた♪天地を治める祝いを上げようぞ♪」

「さあ、お茶会の始まりです♪」
牙をむく悪魔
ふむ。

ふむ。

「太楽の狐」は生半端なものではなかったな。

さて。

さて。

狩り尽くさねばな。

・・・。

この世には存在しないはずの「悪魔」、ハリオは「太楽の狐」達に牙をむいた。
怒りの火花
プリスです。

オーレちゃんたちは門をくぐりました。

なんだかよくわかりませんが、あの「悪魔」に対し「魔女」と共に対峙しています。

「バリバリなんだぜーーーっ♪」

「その「悪魔」は、アタシのもんだぁーーーっ!!」

・・・。

ラテちゃん・・・、ケリーちゃん・・・。

・・・。

いい加減にしないと怒るよ!!

・・・。

「バチバチッ!!」、プリスの「爆裂槍」が発光し、激烈に火花を散し始めた!!
モンスターハウス
羽帝のケリーだ!

オーレたちは門をくぐった!

なんかよくわからんが、あの「悪魔」っちゅうもんと「魔女」と共に対峙している!

ククク・・・、クハハハハハ♪

なんだよ!

なんだよ!その「悪魔」ってのは!

じゅるり・・・。

たまんねぇーーーっ!!

その「悪魔」は、アタシのもんだぁーーーっ!!

・・・。

ケリーは、異常兵器「モンスターハウス」を全開にして、クリスタルを露出させた!
するよ!加速するよ!
俺だ!ラテだ!

オーレたちは門をくぐった!

なんかよくわからんが、あの「悪魔」っちゅうもんと「魔女」と共に対峙している!

オーレの妖精「デン」が過電流を放ったら、あの「悪魔」、焦げてた!

ならば!

バリバリのラテさん、やっちゃうよ!やっちゃうよ!

魔導力と電力を加速させちゃうよ!電撃放っちゃうよ!

ラテさん!バリバリだぜ!!

バリバリなんだぜーーーっ!!
廻る世界
世界が廻る。

今、唯の一つの世界が終わった。

今、唯の一つの世界が始まる。

世界が巡る。
ワルキューレは、
オウカナ王カレイドは倒れた・・・。

太楽の要請なのか、そこには古の魔女「サクラ」がいた。

ワルキューレ達が、天から舞い降りるところを眼にした最初で最後の魔女。

カレイドは、龍を狩った。龍を狩りまくった。

龍は龍脈を守るもの。

龍話師は龍を守るもの。

カレイドはワルキューレ達の自我を封じていた。

今、そのカレイドの瞳孔は開ききっていた・・・。

これで・・・。

「これで終わったと思うな、魔女よ。」

そこには、一人のワルキューレが構えていた。

この地を去れ、天に帰れ、ワルキューレ。

「帰る?なぜ帰らなければならない?」

「私は、ただ、お前と戦いたい。」

そう、戦いたいのか・・・。

ならば・・・。

来いっ!

ここが、最後の戦場だ!
「HARD-CORE」を響かせて
あはははははははは♪

いいぞ!ここはステキだ!

実力のあるワルキューレ達に、

デイ・ライト・ウォーカーまでいる!

ああ、剣がうずいている♪

さぁっ!さぁさ!我に群れを成してかかって来い!

・・・。

「ドラゴンバスター!ワルキューレの雑兵を殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「さぁ、ビジネスの始まりです!」

・・・。

ビジネス?

楽しいんだよ!

そう、只々、「楽しい」んだよ!

ステキだ!ああ、ここはステキだ!

我が剣に、その魂を吸わせておくれ♪

我は、「龍」の「皇」、「龍皇」!

万物の頂点に立つものなり!!
観光旅行を行っていたのですか?
私はヴァリン。

行き倒れのところをカレリー殿に助けてもらいました。恩義を感じ、行動をともにしています。

ここは、この星の中央大陸環「リアニン」。

その中央に位置する国家「オウカナ」。世界統一国家とも言われている。

桜色マジックの桜色まーりぃの演説が続いている中、

某所で戦闘が続いていた。

「ドラゴンバスター!ワルキューレの雑兵を殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「さぁ、ビジネスの始まりです!」

・・・。

「龍皇」?「龍王」より上なのでありますか!?

気配が変です。

「喜・怒・哀・楽」が入り混じっています。

わかっています。これは、「戦ってはいけない」と。

しかし、あの「邪剣」は解せません!

なんとか、「あれ」を破壊せねば!

ところで、私たちは「観光旅行」を行っていたのですか!カレリー殿!?
観光旅行どころじゃないですわ!
私はシナモン。

ただの元「ヴァンパイア・ハンター」のシナモン。今はヴァンパイアと行動をともにしているけどね。

ここは、この星の中央大陸環「リアニン」。

その中央に位置する国家「オウカナ」。世界統一国家とも言われている。

桜色マジックの桜色まーりぃの演説が続いている中、

某所で戦闘が続いていた。

「ドラゴンバスター!ワルキューレの雑兵を殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「さぁ、ビジネスの始まりです!」

・・・。

ちょ、ちょっとカレリー!「これ」は一体なんですの!?

「龍よ、龍!特上の最特上の龍。龍皇よ!」

「龍王」ですって?

確かにご先祖様の文献にはありましたが、こう、目の前にいる「これ」が「それ」だなんて・・・。

それに何か変ですわ!「あれ」は!

楽しんでいる?「あれ」は破壊を楽しんでいる!

ってか、私たちの「観光旅行」どころじゃないですわ!
観光旅行はどうなるの?
私はカレリー。

ただのヴァンパイアで、ただのディライトウォーカー。

ここは、この星の中央大陸環「リアニン」。

その中央に位置する国家「オウカナ」。世界統一国家とも言われている。

桜色マジックの桜色まーりぃの演説が続いている中、

某所で戦闘が続いていた。

「ドラゴンバスター!ワルキューレの雑兵を殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「さぁ、ビジネスの始まりです!」

・・・。

って、なんですの!?この「ドラゴンバスター」ってのは!

まるで、「龍」と対峙しているかのよう・・・。

いや、「龍王」?

違う違う!「龍皇」じゃないの!!

「龍皇」が「人」に付き従い、「龍」を狩っているというの!

あの「まーりぃ」ってのは、本当に「人」なの!?

ってか、私たちの「観光旅行」はどうなるのよ!
天を睨む眼
ここは、この星の中央大陸環「リアニン」。

その中央に位置する国家「オウカナ」。世界統一国家とも言われている。

「オウカナ王カレイドは討たれた!祭りは終わりです!」

そう言い放ったのは、軍事魔導技術企業「桜色マジック」の最高魔導技術責任者「桜色まーりぃ」であった。

その様は、この世はわが世と言わんばかりのものであった。

「アリアリアは我々の前には現れない!希望も夢もない、ただの村娘だ!」

「天上世界管理環「ふらくたる」は我々には必要ない!」

「ここに天方陣「天を睨む眼」がある!」

「人は更なる高みを望んでいる!」

「人の成せる業で燃え尽きろ「ふらくたる」!」

「ドラゴンバスター!ワルキューレの雑兵を殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「殲滅せよ!」

「さぁ、ビジネスの始まりです!」

・・・。

「人であって人にあらず。「祭」であって「祭」にあらず。潰すよ!」太楽王モカがそう言った。
桜咲くサクラ
ここは、この星の中央大陸環「リアニン」。

その中央に位置する国家「オウカナ」。世界統一国家とも言われている。

「誰だ!」

オウカナ王カレイド・・・無様だな。

「幻燈サクラ・・・、生きていたのか。」

数え切れない年月を生きたよ、カレイド。

お前が天から落ちてくる様も無様であった。

「うるさい!」

天の底に帰れ。カレイド。

・・・。

千の年、万の月を生きた魔女「幻燈 サクラ」は、剣聖「王楼」を引き抜いた。

そして、

因縁は一合で終わった・・・。

・・・。

桜の花びらが散った・・・。