[ ふらくたる -FRACTAL- HelloWorld! ] - [0915~0901]
黒い猫忍者
燃え崩れるオウカナ城から複数の影が。

その数は尋常ではなかった。

来たぞ、カレイドの猫忍者集団♪

相手にすると、うっとおしいので、てったぁ~いっ♪
狐火砲って知ってる?
ヨウコ。私の名前。

「妖狐」と勝手に当て字があてがわれているの。私は、太楽の登鴎(とおう)のヨウコ。

母がいつもお世話になっております。

母は、大全太楽堂本舗副総裁太楽コナ。目立つ野心家です。

私は「狐火」を使います。

「狐火」って知ってます?

そう、あの怪しき妖炎。

私はアレを使います。

撃ち込むのですよ。この魔法杖のような「カタパルト」で。

人には対して威力はないのですが、

あのオウカナ城のような、「魔導防壁」みたいなのには強烈に効き目があります。

このように「ぱしゅっ!!」っと撃ち込みます。

・・・

「パアアンッ!!」

ほら。魔導防壁が花火のように砕け散るのです。きれいなものです。

あとは大砲でやりたい放題です。

ほら。鉄壁の城門が落ちた。
もうちょっと派手に行こうか♪
アタシは「コナ」。大全太楽の副総裁の太楽コナ。

今、国家「オウカナ」にいる。

オウカナは祭り一色だ。

そして、オウカナ城は爆撃一色だ。魔導防壁があるけど気にしない♪

う~~~ん・・・

もうちょっと派手さが欲しい・・・

あの炸裂花火で「ドーーーン♪」と、いけない?

あははははは♪

タダでさえ、祭りごとの嫌いなカレイドの事だ。

嫌がれ、カレイドっ♪

あとは、姉さんに、お・ま・か・せ♪
現実逃避から見たものは・・・
アタシは「ショコラ」。「太楽の影帝 ショコラ」。

アタシは「現実逃避」使い。今、目の前にいるのはアタシかどうかわからないというとかとか♪

ここは、コングロマリットカンパニー「大全太楽堂」の上空。

モカ婆様から逃げて、ここにいる。

遠くがよく見える。

遠くがよく見える?

遥か先が燃えている・・・

あれは・・・「オウカナ」?

婆様っ!婆様っ!

「オウカナ」が燃えているっ!

太楽城天守閣からモカ婆はアタシを見上げ、

「間違いないかっ!!」

「これは・・・傭兵たちじゃない・・・」

「コナかっ!!」

コナ婆様か・・・あの人、怖いのよね・・・

暗闇の中でろうそく持って、「クッフッフ・・・いいアイデア思いついたーーーっ!!」とかとか。

ということで、アタシは「現実逃避」を♪
絶破の砲のアリソン
あれは、無力化の魔女のハリオ・・・か。

そう、魔法も魔術も武術も剣術も何も通用しない。

あんなのまで連れて来るなんて、アリスは何を考えているのやら・・・。何も考えていないか・・・。

手を幾何的に動かし「陣」を作る。

私の「砲」は「黒い」よ。

光っているように見えて、その先が見えない。遮断しているの。全てを。

だから「黒い」の。

倒す必要はない。

動けなくするだけ。

「私は鳥の王、アリソン・エクスターミネーター・・・」

そうつぶやいた瞬間、黒い光弾が放たれた。
崩破の構えのアリオン
傷ついては再生し。

傷ついては再生し。

しかし、それも無限ではない。

アーマルタ。

そろそろ古の決着をつけねばならないな。

あの子のナイフの一撃にも期待したいが、そうも言っていられない。

一撃。

一撃でコアを。

アリソン、そちらの獅子の魔女、頼む。

「ふむ。」
力の魔女のハリオ
ふむ。

ふむ。

アーマルタは、もうだめね。

アーマルタは、考えなしだから。

さて。

さて。

アリスはアリスで勝手やってる。

アリスの邪魔をさせないのが私。

ふむ。

ふむ。

「太楽の狐」か。

「太楽の狐」は嫌いだ。

狩ってやる。

狩りつくしてやる。
じゃあね、おとひめ♪
ここはてんきゅうのりゅうぐうろうのさいじょうかい。

あたしは、ありす。どこにでもいる、ありす。

ひとりぼっちのおとひめのはなしあいて。

あたしもひとりぼっち。

あたしは「こせいをもたせたこぴー」らしい。

なので、「おりじなる・ありす」をうちたおすのがもくてき。

そう、「ぷろぐらむ」されたって・・・がいってた。

ということなので、したに「おりじなる・ありす」がきているからいくね♪

もうすぐしたら、おもしろいへんなのくるから♪

「おーれ」というのと「はろー」というの♪

かならずここからだしてくれるから♪

じゃあね、おとひめ♪
竜宮楼の乙姫
ここは天球の竜宮楼の最上階。

私は乙姫。

幽閉されて、もう何年?

う~ん、窓があるので外を見ればいいのか。

・・・

なんでしょうね・・・

空気の壁があり、触ると痛い・・・とても痛い・・・

そうよ、下の階へ行けばいいのよ。

扉を開ける・・・

階段がない・・・

ふふふのふ♪

ここに誰か来てくれないものかしら?

誰か助けて!!暇なのよ~~~♪
シロコの黒魔導は伊達じゃないっ!!
あいつら・・・なんてものと戦っているんだ!!

アタシも教本で見たぐらいだけど、ありゃ「魔獣」じゃないか!

くっ!!

あんなものがいるなんて、想定範囲内だったけど、

やっぱり、実物見ると、ヤバイ。ヤバイよ!

う、あ、もうっ!!

あの御方の救出用だったけど、こうなったら・・・

「龍骸」展開っ!!

この、シロコの黒魔導は伊達じゃないっ!!
九尾の猫耳帽の
オーレです。

いま、目の前に、魔獣アーマルタが!

対抗手段は、

ハローの妖精「ジ・エンド」による一撃。



う、あ、もうっ!!なにのろのろしてんのよっ!!

のろのろする。それがハローの特技。

う、あ、もうっ!!アタシが時間稼ぎに手伝いしなきゃならなくなった!!

強いわよ~♪九尾だから強いわよ~♪たぶん・・・

「ブオオオッ!!」、魔獣が吠えたっ!!

アタシは「ビクッ!!」っとしたっ!!

う、あ、もうっ!!「うがおっ!!」、アタシも吠えたっ!!

魔獣は「ビクッ!!」っとしたっ!!

もしかして・・・なんとかなりそう?
侍少女
私の名は、ヴァリン。

西南の国から着ました。

茨の道は険しいものです。

空腹で倒れていたところを

ヴァンパイアのカレリー殿に野菜ジュースなるものいただいたことに忠義を重んじ、

旅の供をしている。

「野菜ジュースの恩義、必ず返してみせるっ!!」

「世界の中心」を目指していたものの、世界祭の真っ只中に来てしまいました。

!?。雰囲気がよくない。気配がよくない。

血の臭い!鉄の臭い!龍の臭い!

広場にいる、あの赤い人は・・・「人」ではない?
ハンター・シナモン
私は、シナモン。

元「ヴァンパイア・ハンター」のシナモン。ほとんど廃業のシナモン。

茨の道って険しいものね。

「流浪の王」の復活もあながち嘘じゃないみたい。

呼び名は様々だけどね。

ああっ、こういう時にこそ、志し強きものの力が必要なのよね。

知識のヴァンパイアはどう考えているのかしら?

「世界の中心」を目指していたものの、世界祭の真っ只中に来てしまったわ。

ん~~~~。雰囲気がよくない。気配がよくない。

血の臭い?鉄の臭い?龍の臭い?

ねぇ、カレリー、あなたならどうする?
デイライトウォーカー
私は、カレリー。

私は、ただの「ヴァンパイア」♪

どこにでもいる「ヴァンパイア」♪

え?どこにでもいない?

まぁ、そこら辺は気にしないで♪

え?日光を浴びているって?

まぁ、そこら辺は気にしないで♪

え?血を吸われる!?

菜食主義なので血肉は好みませんわ♪

あら?これはこれは血の臭い♪鉄の臭い♪龍の臭い♪

ふ~ん♪何だか珍しき方々が居られるようで♪
龍の吐息
我々は、軍事魔導技術企業「桜色マジック」。

私は、通称「ドラゴンバスター」。

それ以上名乗る必要はない。

私の生業は、「龍狩り」。

そう、「国際保護希少生物」の「龍」である。

なので、保護団体から逆の命をよく狙われる。

私は、「ドラゴンバスター」。

この世に一人しかいない「ドラゴンバスター」。

さあ、私を狙いに来るがよい。

私の愛剣「龍の吐息 Hard-Core」にて血煙になるがよい。