[ ふらくたる -FRACTAL- HelloWorld! ] - [0705~0691]
唸る遺跡
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原で唸る何かがいた。

「ああ、そいつらもゲートキーパーだから倒してみな。」扉は鬱陶しそうに言った。

「グルルルルルルル!!」鼻息が荒い!!

「遺跡」ってこんなの?

ユーフォ!出番よ!

「え~、あれって素早いんじゃないの?めんどい~・・・」ユーフォはブツクサと言った。
出遅れた無音歌姫エヌ
え・・・

あ・・・

ここ、トロアの戦場ですよね・・・

誰もいないのですが・・・

対歌姫戦を想定されて「無音」戦を要請されたのですが、

本当に誰もいません・・・

え・・・

帰っていいですか・・・?
あけました♪
良い夢見れるといいですね♪

お天気、晴れると良いですね♪

明日も元気に早起き♪
良いお年を♪
開運厄除♪
健康長寿♪
学業成就♪
商売繁盛♪
エトセトラ♪エトセトラ♪
扉の「永久組曲」
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原でちょこまかと動くものがいた。

「扉」だ!!

なにあれ?

竜だ!黒竜だ!!変な黒竜だ!!レアモンスターだ!!

ハロー!出番よ!

ハローは扉に飛びつこうとした!落とし穴に落ちた・・・

捕まえた!!

・・・

え?何だって?

黒竜はこういっているそうだ。

「扉を通りたいならバカエイトを、手段は何でいもいいから勝ちな!!話はそれからだ!!」

だそうだ。

すごく鬱陶しい顔で睨みつけてきた・・・

ああ・・・アタシも鬱陶しい・・・
500年剣士
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原で構えるものがいた。

「この日が来るのを500年待ちわびたぞ!!さぁ、私を存分に楽しませてくれ!!」

手前で削岩機を持った娘が5歩歩くごとに落とし穴に落ちていた。

ただひたすら、待ち構える剣士の元に向かって。
始まりのときがキターー!!
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原で舞うものがいた。

何かの祝いの舞みたい。

「さぁ、探せ!!小さい小さい夢の扉を!!その先は果てしなく大きい夢が待っているゾーー!!」
ハーピーミロン
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原を見上げると果てしない空も広がっている。

人影が降りてきた。

ミロン?ミロンではないですか!

海花にたまにいたりする人。

「あらあら、こんなところで出会うなんて♪空に上りたいの?」

うん。

「この空はね、どこにもつながっていないの。私?私は特別だから♪」

「そうね。こんな小さい扉を探しなさい。」身振りで小さい四角を表現した。

「そこに暇人な龍王がいるから。」
始まりの戦歌姫
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原のどこかにある小さな小さな丘。

「扉」をぬけて出た場所は先ほどの出口ではなかった。

幸いなことにアタシはハローとユーフォとはぐれなかった。ちょっぴりホッとした。



どこかしらから歌声が聞こえる。知らない言葉だ。

なぜかこんなところにバルコニーが!

これは・・・?デュエルソング!?士気高揚させるそんな歌声。

それは初めての戦争で派生した歌姫の歌声でした。

って、どこかで誰かが戦闘しているんじゃないの!?
プリンの王様プリンプリン
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原のどこかにある小さな小さな城。

どう見ても「プリン」である。あの城に絵本に載ってたプリンの王様プリンプリンがいる!!

プリンに目がないアタシことオーレは、誘われるように「扉」をくぐってしまった・・・。

誰かがアタシの手をつかんだ。ハローだ。ユーフォだ。

ハロー!!プリンがあたしを待っているぅ♪

「オーレのプリンバカァ!!」

バレリィ姉様が手を振って、「いってらっしゃい」している。

これがアタシ達のセカンドステージの始まりでした。
硬龍エイト
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原のどこかにある小さな小さな扉「永久組曲」。

その扉を守るのが、見た目が少女のような第8代目龍王「エイト」。

現存するもの全ての頂点にある硬さを持つ。

そして超絶暇人。原因は誰にも見つけてもらえないから。

「あはははははははーーー♪ここが世界の中心だぁ♪さぁ世界の暇人ども、かかってこいやぁ!!」
あははははははは♪
オーレです。ウチに戻りました。

店は・・・

もうなんていうか、なんともいえない状況でした。

ここまで壊れることのほうが感心しました。

ハオ姉は?

・・・

猫福亭に行きました。すごい人だかりです・・・。野次馬うまうま。

掻き分け、掻き分け、中に入るとネーレ先生が患者?を診断していました。

「よくわかりません。お花畑はどうでもいいのですけど、冷蔵庫の中は見てはいけませんよ。これ以上患者を増やしたくありませんし。」

え?

冷蔵庫の前にいます。「扉」がありました。ドアノブはありませんが、

「ギギギギギ・・・」

ゆっくり「扉」が開いて、中から手が!!そして顔が!!

「おいで・・・おいで・・・楽しい楽しい何もない平原に♪」

ひぃぃぃぃっ!!!

興味本位の野次馬どもが一斉に逃げ出しました!!アタシも逃げたい!!

あれ?

この顔、どこかで見たような・・・?
うぉぉ!!
オーレです。海花の町に入りました。もうすぐ、ウチに戻れる。

店はどうなってるの?

ドキドキであります。

車に向かって走ってくる人がいました。

あの人は・・・?

太楽の千本刀のミカサ姉様!

「うぉぉ!!バレリィちゃん!!帰るの遅いぃぃ!!」

何か怒っている。

かなり怒っている。

何っ?何っ!?
海花ガーゴイル、レッドアラート
オーレです。車の後部座席に座ってます。小さい車です。

モコモコ牧場を越えて、海花町の入り口が見えてきました。

町の周りにはガーゴイルが配置されています。

流れる景色にガーゴイル、似合いません。

あれ?

ガーゴイルの警戒色が「赤」・・・。

「赤」!!

助手席の姉様が後ろ向いて、「ごめんね♪」している。

何っ?何っ!?
助けてネーレ先生!
海花の町医者のネーレです。

今、猫福亭食堂にて店員たちがひっくり返っていると連絡を受けて。

現場に行きました。

これはひどい・・・

太楽のハオもひっくり返っている。

「目の前にお花畑が・・・きれいな蝶がいっぱい・・・」

一体何が起こったのやら・・・