[ ふらくたる -FRACTAL- HelloWorld! ] - [0645~0631]
九頭龍ジング、只今参上!!
あ、ジング兄ちゃん・・・
だ、誰よ、あの馬鹿呼んだの・・・
「ウオォォォォォォ!!、ジェファーーーッ!!、家に帰ったら、母さん泣いてなかったぞーーーっ!!」
「もちろん、オレは心配なんかしていなかったぞーーーっ!!」
ばっ、馬鹿兄ぃぃぃぃ!!
「ボゴン!!」、ジェファのパンチが兄ジングの顔に思いっきりぶつかった・・・。
「ふっ・・・いいパンチだ♪馬鹿妹よ。」
は、鼻血をまず拭けっ!!
・・・
ジェファ姉ちゃんの兄は、ジェファ姉ちゃんそっくりだ。いい意味で「変」・・・。
MORNING-STAR
それは小さいブラウニーでした。
しかし、耳には「MORNING-STAR」の文字が。
結構よく見る「MORNING-STAR」。
アタシの記憶が確かだと、とげとげの鉄球をブンブン振り回す武器よね?
ウチの通信妖精も「MORNING-STAR」のバージョン3.0とかとか。
なんなの「MORNING-STAR」って?
で、
その小さなブラウニーは「MORNING-STAR」という通信技術を開発したプログラマーだそうで・・・
アリスのお茶会/序曲
よく晴れた空。
天空の「樹海雲」がよく見えます。
親しみを感じ。
憎しみを感じ。
行きましょう、「彼の地」へと。
そう、開きましょう。
アリスの大好きな「お茶会」を。
さあ、開きましょう。
モチーフ:不思議の国のアリス
ワルキューレ・スタイル
そう、あれはよく晴れた日のことでした。
見上げた空に小さな影が。
鳥かな?飛行機かな?人?
人が空を飛んでいる?
なんてことは魔法使いがいるこの世の中、日常茶飯事。
問題はそのあと・・・。
影がはるか北に飛んでいって見えなくなったとき、
行ったことのない地平線に閃光が走ったこと。
私以外にも大勢の人がその閃光を眺めているしかなかった。
白龍帝の、とあるメモ
夏も半ばを過ぎたわ。宿題は終わった?
まだまだ暑いわ。頭痛がズキンズキン♪
?このメモ、何?
・・・
あらやだ・・・もう一つの祭りが始まるのね・・・うっかりしてたわ♪
うふふふふ・・・「彼の地」への「扉」が開き始めるわ♪
世界がうねり始める。「ふらくたる」は、もうすぐそこに♪
ここはどこですか?
はふぅ・・・道に迷ってしまいました。
地図は見ているのです。
見てはいるのですが、一向に都にたどり着きません。
今は・・・
何だか広い平原に出てしまいました。
周りは何もありません。遠くに雲が浮かんでいるだけです。
ずっと地図とにらめっこして前を見てませんでした。いけないいけない。
あれ?赤い服の人がせっせせっせと落とし穴らしきものを掘っています。
あの・・・すみません・・・ここはどこですか?
「なにゅっ!?ここにたどり着いた人間がいるだとぉっ!!」赤い服の人は目を丸くして叫びました。
へ?ここはたどり着けない場所なんですか?都への道をぜひお教えしていただけませんでしょうか?
「あたしゃ、知らね!!ここから出たことないんだ!!」赤い服の人は自慢げに言いました。
そ、そんな・・・
「アンタが着いたということは、どこかの扉が開いたんだ。ま、茶でも飲んで気楽に待ちやがれ♪」赤い服の人は感慨深げに言いました。
甘口♪辛口♪ヴァンパイア♪
さぁさ、祭りの真っ只中よ♪
旅よ旅よと、さまよい続ける♪
たどり着いたか、「彼の地」へと?
たどり着くのか、「彼の地」へと?
旅よ旅よと、さまよい続けろ♪
さぁさ、祭りの真っ只中さ♪
さぁ!!今度はワタクシのターンですわよ♪
うふふふふふ・・・♪
とうとう、ワタクシの魔導力が日の目を見るときがきましたわ♪
長かった・・・
本当に長かった・・・
ワタクシは、あの「アルトレア魔導士試験会場爆破事件」に巻き込まれて魔導力に対し鬱状態になったことか・・・
そんな状態から見事回復し、この作戦にも進んで挙兵しましたの♪
それがなんと、あの事件の張本人(朝比奈ユーフォと呼ばれる悪女)がここにいると聞いて、どれだけ胸躍ったことか!!
さぁ!!今度はワタクシのターンですわよ♪
オーーーーーーホホホホホホ♪
双剣の舞狐はん
え~と・・・出席者名簿?なんだこりゃ?
あ、アタシの名前もある。
どれどれ・・・
軍人やら傭兵やらいろいろいるもんだ・・・
「舞狐」?「舞妓」じゃないの?
いや待て・・・ウチの本店にも「舞狐はん」って役職ってあったような・・・
アタシら以外にも太楽の人間が来てるのかも?
「あると思います。」どこかから声が聞こえた。
だ、だれ!?
オーレのお茶会
え~と・・・アタシは何をすればいいのだ?
ハローは龍話師(仮)だからなんか用事があるし、
ジェファ姉ちゃんとユーフォは武力要員。
アタシは・・・
1.
キティ・ザ・ゴーレム:荷電粒子砲装備
2.
通信妖精シュンちゃん:レーダー係
3.
発電妖精デンちゃん :感電攻撃
4.攻撃杖うるてぃま :使いこなせない。
5.
呪われた妖精リセット:ようわからん。
なんだ、アタシの装備は充実してるじゃん!!
で、肝心のアタシは?素晴らしい指揮能力?
どうされます、指令?
1時間経ちました。セリ樹海への偵察ゴーレム部隊が戻ってきません。
「ま、こんなもんでしょ。」双眼鏡を覗き込んでいるオーリンズという男が言った。
私が出ましょうか?
「気楽にいこうよ。それに、フラン嬢が動き出しそうだ。」
鉄壁防御のカブトガニ
小龍王ジーンの前に術師は配置された。
ん?
どこかで見たようなお姿で・・・
そう、それは海花町名物の「赤カブトガニ」になんとなくそっくりであった。
モチーフ:カブトガニ
ブラウニーのジャナジャルディ
「ジャナジャルディ」って言うと・・・トロア国のゴーレム兵を思い浮かべる。
ずんぐりむっくりした体躯でありながら高機動を誇るステキゴーレム。
ふふふ・・・アタシのキティ・ゴーレムと勝負したらどちらが勝つかしら?
で、その「ジャナジャルディ・ゴーレム」の精錬師がトロアのジャナジャルディ将軍だってさっきはじめて知った。
ブラウニーのゴーレムの精錬技術は侮れないわ!!
赤頭巾の狼
「あちゃ・・・赤頭巾までいる・・・」ジェファ姉ちゃんは顔をパシッと片手で覆った。
赤頭巾?ああっ、赤頭巾ね。TVで見た。賞金稼ぎの番組で。
「青き狼」を追っているって。
その「青き狼」がここら辺にいるの?
でも、「赤頭巾」もなんか異質な雰囲気・・・
あれは・・・「人間」?
モチーフ:赤頭巾
個人情報?漏らすはずないじゃないですか、あはははは♪
いますよ、危険物取り扱い運送業者連合の中に飛びっきりの人が。
太楽の運送部が運ぶのに困難なものを運ぶのは、あの運送屋さんかな?
え~と、お名前は・・・「明里ノ運送」ですね。そう「アカリノウンソウ」です。
何か乗り物があるのかと思ったら、自分の足で走って運ぶのが主義らしいです。
人も背負って運ぶんですよ。お弁当も運んでいるんです。よくわかりません♪
いつも地方のお土産持って来られるのですよ、「明里 ノ るみな」さん17歳って。
個人情報漏れかかってる?
嫌ですねぇ~♪この私が情報漏らすはずないじゃないですか、あはははは♪
モチーフ:狸の置物