天使のような、悪魔のような

そう、小さいころはそう思っていました。

あんなの物語の中の空想の生物だと。

知らなかったんです・・・。

ビョ～ンっと

なんかそんな感じ。

TVでそんなのをやってたらしい。

知らないよっ！！

アタシの部屋には、TVなんか無いよっ！！

スターゲイザー

ある晩、星を見ていた。

ふと横を見ると彼女が座っていた。

正直驚いた。

彼女はそっと私の手に「星の欠片」を置いた。

私はそれをぼんやりと見ていた。

振り向くと、彼女はいなかった。

後々、聞いた話だと流れ星に出会える偶然よりも少ない確立だとか。

星を見つめる者は、私も見つめていてくれるのだろうか・・・。

魔法の杖？

いやいや、アレはそんなものじゃない。

なんだろう？

魔法の杖っぽさがない。

う～ん・・・

なんだっけ・・・？

そう！

あれは「ヘブンズウェポン」の亜種だ。本で見た。

あの生物感がそんな感じだ。

呪術師か何か・・・

見た目で判断できない。

そう思わせる何かを感じた。

なんだろう？

懐かしい気がする。

昔、本家で見たような・・・。

漆黒のイージス

「絶対防御壁」と呼ばれるガーディアンの八目さん。

魔法使いとも違うそんな力を持っている人もいるもんだ。

砲弾すらものともしない。

けど、最近、需要がないらしい。

円卓の食事団（その３）

食う。

喰う。

貪り食う。

「まじない師」「文具屋」「昼行灯」の野々原・フォーリーは、今日も大衆食堂「猫福亭」で貪り喰う。

「いよっ！今日の素敵なまじないいるかい？」、この姉ちゃんのまじないは嘘みたいによく効く。

放浪の九頭龍

放浪する元騎士がここに一人・・・

雇い先がない・・・

たまに海花町に帰ってくる。土産物、両手に抱えて・・・。

彼の名は通称「九頭龍」春原・ジング。ジェファ姉ちゃんの兄だ。

兄と妹は犬猿の仲・・・という噂。実は二人とも心配性・・・。

円卓の食事団（その２）

食う。

喰う。

貪り食う。

「新聞屋」「地図屋」「情報屋」の茂里町・マリネは、今日も大衆食堂「猫福亭」で貪り喰う。

「新聞読めよ！」が口癖。

円卓の食事団（その１）

食う。

喰う。

貪り食う。

春原・ジェファは、今日も大衆食堂「猫福亭」で貪り喰う。

「今日は素敵なスペシャル定食デー♪喰うぞ～♪」

待ち人来ず・・・

遅い・・・

遅い・・・

昼過ぎには到着するって言ってたくせに・・・

太楽・サワ野・エーコは、店先で腐っていた・・・。

祓え～♪払え～♪追っ払え～♪

貧乏神を、追っ払え～♪

酔っ払いを、追っ払え～♪

大喰らいども、か～ね払え～♪

○○、絶対防止！

○○は進入禁止よ！！

ええ、そりゃもう全力で阻止するわ！

え？○○？

う～ん・・・時と場合によっては・・・うへへ♪

ゆぐどらしるのミノムシ

我が家の一角を巣食う二人組み。居候とも言ふ。

大きいほうは、一応、店の手伝いはしてくれる。

小さいほうは、・・・よくわかんない・・・。

両方とも、たまにぼんやり空を見ている。

ゆぐどらしるの花びら

ある時期に遥か上空から「ゆぐどらしる」の花びらが舞うことがある。

花びらはとてつもなく大きいが、雪のように地表に届く前に消えてしまう。

稀にそのまま、わずかだが手に触れることが出来る。

それは体に一部となり、一生を共に過ごす支えになるという。

・・・

ってか、なんちゃって♪なんちゃって♪
アタシのこの杖、もう暴走しまくり♪