どこかの森の魔法使い

静かな森でひっそりと、
占杖をかざしていた。

明日も晴れ。
明後日も晴れ。
ずっと晴れ。
晴れ続きね。
しばらく森から出ないでおこうっと。

世界の果てから、帰って来ました♪

虚無の勇者「アリス」です。

あそこは、遠く暗い世界でした。
誰です？私をあそこに封じ込めたのは？
そんなことはどうでもいいです。
ここは広い。
空気がおいしい。

錆び付いた剣「絶望の塔」を撫でながら、深い空を見つめていた。

私は、チェシャ猫。

チェシャ猫「アリス」。

真実を語り、
偽りを述べる。

私は傍観者。
私は探求者。

世界が私を通り過ぎていく。

白い服の剣士

手にはスプーンを。
立ち向かうは、大盛りカレー。

喰うべし！
喰うべし！！
喰うべし！！！

白い服でカレーに挑むなんて･･･ホンモノだ！！

塩の大地を、闊歩闊歩。

あの丘を越えたところ住んでいるエルフです。

隣町まで買出しのため、塩の大地を渡ります。
一面、雪のように真っ白。
脱水を防ぐため、ちょっと厚着です。

こんなところでも魚が獲れるんですよね。
塩抜きしないと、とても塩辛いのですけどね。

日照り

空が青い。
お日様ニコニコ。
小鳥がさえず･･･る？

すいません。晴れ晴れしすぎて暑うございます。

ルーインブレイカー

遺跡を見つけては漁り、そして壊す。
遺跡を見つけては漁り、そして壊す。
遺跡を見つけては漁り、そして壊す。

めざせ！全世界制覇っ！！

肩こり、

こりこり。

重い荷物は骨が折れます･･･。

あらあら・・・。

地上は、なんだかゴタゴタし始めましたですね、姉さま♪
ふぅ、暑い、暑いですわ。

サボってないで、雨を降らせなさいっ！！
また苦情が来るんだから･･･。

はあ～いぃ。
ふぅ、暑い、暑いですわ。

海原の魔女

静かな海はいい･･･。

静かな波はいい･･･。

まるで、

荒海の前ぶれっ♪

海が叫ぶ！！

波が轟く！！

何かが始まる、そんな予感♪

潜入

ザーーー、ガガガッ！！

･･･ちら、猫福亭買出し部隊。

猫福亭厨房に潜入した。

冷蔵庫の中が空っぽだ。
命令を求む。オーバー。

ザーーー、ガガガッ！！

蝶飛

大河「龍江」の中洲「龍包」にたたずむ高級旅館「蝶飛」の女将。
海花町にある大衆食堂「猫福亭」の系列店でもある。

絶品のお持て成しをしてくれる。要予約制。

羽目をはずしすぎる客には、笑顔で手厳しいお持て成しをしてくれる。

魔導士がズンっとあらわれた。

ねぇ、あなたたち、どこまで行くの？

ねぇ、できたら途中まで一緒に行けない？

パワー不足なのよ。

と、ツンツンした魔導士が言ってきた。
ツンツンレベルはオーレと同等みたいである。

万客招来♪

いらっしゃい♪

今日の一番さんは、若い「闇の眷属」さんね♪

さぁ、知りたいことは何かしら？。

私の知識の倉庫から引き出しましょう。

遠い空からこんにちわ。

竜宮楼？
そーねー、遠いわね。
それはそれは遠いところ。

でも、行けない事はないわ。

願いなさい。
望みなさい。
きっと叶えられるから。